JESTIVALに至るまで(サウンド編)

とにかく、早く再始動したい。

そのためには納得のいく音源が必要でした。

 

自分が過去にリリースした作品は、

曲そのものについてはまずまず納得しています。

ですが、サウンド面にはかなり不満を抱えていて

機材、レコーディング環境、技術等

様々な面から改善する必要がありました。

技術というのは演奏もそうですが、

主にミックスを始めとする、編集技術の方です。

 

何よりも、ドラムの音が満足できなくて

まずそこから取り掛かっていきました。

一人で曲を作ると決めた時点で

ドラムトラックは打ち込み一択です。

今後、ライブではオケなのか生バンドなのかはわかりませんが、

どちらでも成立する音作りをしました。

生ドラムでも置き換えられる音で、

且つオケでやるとしても迫力があって踊れる音を目指しました。

 

具体的には、生っぽいんだけどエレクトロ要素もあって

クラブで感じるようなキックの迫力がある。

早い8ビートもダブステップ系も対応できる音、です。

 

ベースは使い慣れたEZ Drummer。

そこに数種類の電子系サンプルを混ぜるという手法をとりました。

 

 

実は、明確にお手本とするサウンドがあって

そこに似せていけばよかったのですが、

なかなか思い通りにならない…。

何度もサンプルを差し替えたり、エフェクトを変えたり、

バランスを気にして…。

この作業は本当に時間がかかりました。

それだけ自分にとってドラムの音は大事だったのです。

結果的に、ハイブリッドな感じに仕上がって満足してます。(今のところは)

 

次に手をかけたのがギター。

ギターに関しても、リアルにアンプの鳴りを再現するよりも

全体として聴いた時に音圧感のある音を目指しました。

歪みの感じも普通のアンプやディストーションではなくて、

アナログシンセにも近いような歪み…。

少しフィルターを通したような音。

これもイメージはあっても、果たしてどうすればそれに近づけるのか。

それがファズ系の音であると気づくまでには、かなりの時間を要しました。

 

ベースに関しては以前からそれほど問題を感じていなかったので、

ドラムとギターが決まった後に微調整。

こうしてサウンドの基本が固まり、

ようやく曲のレコーディングに進める段階に辿り着いた頃には

もう9月に入っていたと思います。

 

最後に、このサウンドバランスを作るにあたって、

CLUB CHAOSのPA永田さんにはアドバイスをいただき、

本当にお世話になりました。

そう遠くない未来に、CLUB CHAOSでもこの音が鳴らせることを祈っています。

JESTIVALに至るまで(サウンド編)」への2件のフィードバック

  1. しょうたん さんの発言:

    SECRET: 0
    PASS:
    こんばんは☆音楽に疎いので正直、今日の記事の音楽用語、専門用語…???って感じで内容が全く理解出来てない私ですが、ブログ読んで、今すぐ曲を全部聞いてみたい!って思いダウンロードしました☆そして、新曲を何度も繰り返し聞きながらウォーキングしてきた(^-^)歩きながら思ったのは、
    難しい事はよく分からないけど…バンドじゃなくても、弾いても弾かなくても、“良い”んじゃないかなって(^-^)作りたい、表現したいモノがカタチとなり、世の中へ出る。それが凄いこと☆
    なんで試聴したときはダウンロードまで至らなかったのかな…って思った。曲全体を聞くとクララサン調なのにね(^-^)歌詞も読んでみたいな。
    これからのJESTIVALに期待を込めて…fight☆
    変わらずひっそりこっそり応援しています(^-^)
    ♪ワンダーアンダーグラウンドを超える初聞きで惚れ込んじゃう曲も待ってますね☆
    そしていつか九州上陸もお願いします(^-^)
    昨日、今日と長文&好き勝手書いてごめんなさい<(_ _)>

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