GALAPAGOSプロセス編
シリーズで振り返る、アルバム「GALAPAGOS」
今回は「プロセス編」ということで
制作の順序、過程について書いてみたいと思います。
このアルバム、これまでと同様ですが
全ての作業が私の自宅制作スペースで行われました。
日常の生活スペースの中で
ON,OFFを切り替えるのはとても大変。
家に帰ってきたら、どうしてもだらけがちなので
常に作業を前へ進めていくため、
レコーディング作業を意識するために
壁に進行表を貼りました!
これで気を抜く暇なし。
どーん。
写真1枚目でいきなり明かされる真実。
そう、アルバムは当初12曲入りで制作が始まったのでした。
この時点でほぼ曲順のイメージも決まっていて
最終的にあまり変化ないですね。
その曲順に当てはまる曲を作っていったという感じです。
アルバムを今夏にリリースすると発表したのが2月のワンマン。
その時点で詞と曲が完成していたのは
利己律ス
NEVER EVER
FOCUS LIGHT
FAREWELL
ボーダーレスボーダーライン
ガラパゴス
の6曲。
ただし、録るということについては全く進んでいませんでした。
「FOCUS LIGHT」と「ボーダーレスボーダーライン」は
既にリリースされていたものの
録り直したい部分満載だったので
録りについては実質ほぼ0%でした。
私の中で昔から変わらないのが
1を100にするより
0から1を生み出すのがいかに難しいか。
詞や曲のヒントが浮かべばそれをどんどん膨らませていけるんだけど
制作ってある意味ヒラメキなので
残り6曲を0のままにしておくのは恐怖でした。
編曲や録りはとりあえず置いておいて
残りの曲を作詞作曲するところから手をつけるという方針を決めます。
ですが!
自宅のボーカルブースは夏場になると灼熱になるということと、
2月はライブ続きで声の調子が良かったので
この時点で録れるだけ歌は録っておこうと
出来上がっていた曲は早々に歌を撮り終えたのでした。
これが2月末時点。
3月頭頃までに「左利きの憂鬱」と「可愛さウイルス」を制作。
4月中旬には「テンプレート歓迎」と「向日葵」(仮タイトルはゴッホ)を終えて
「ジャンル迷子」の作詞作曲を終えたあたりで
一気にギター録りへ。
終わりが見えてきたので、確実に終わらせられる作業から終えていく事に。
みよ、このハイペース。
ギター録りについてはわりとスムーズに進んでいきました。
後から編集すればいいだろうという気持ちもあったので
思いつく限り、どんどん録っていきました。
最終的にがっつり編集、コピー&ペーストしてます。
もはやバンドという意識は皆無なので
この辺りは全く抵抗がないですね。
ボーカルブースの灼熱にも負けず、
全てを録り終えたのが6月末。
そこから何度も聴き込み、細かい修正を施して
晴れて完成となりました。
歌の欄が二重丸になったのは
コーラスまで録り終えたということです。
これだけの時間と労力をかけた作品が
どれだけの人の元へ届くのか。
それを考え始めると憂鬱しかないけれど
今聴いても、やることはやった、自分の中のベストは
出すことができたと思っています。
2020.7.22
JESTIVAL 1st Album[GALAPAGOS]
幻となった1曲はまたの機会に公開されることでしょう…。
とにかく、「GALAPAGOS」一度は聴いてみてください。
1週目は、1曲目の「利己律ス」を飛ばすことをオススメします笑。
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つばちゃんにCD-Rに焼いて貰って車の中でもヘビロテしてますよ(^-^)
一人で、しかも全て宅録でなんてクララさん才能が凄すぎです。
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えー!
『利己律ス』はクララさんの世界が始まるーってテンション上がるんですけどねー(*´꒳`*)