ヘルシンキ(フィンランド)のサウナで整ってきた話(Kulttuurisauna)

フィンランドでサウナに行ってきました。

Kulttuurisauna(クルットゥーリサウナ)

最寄はヘルシンキ中央駅からメトロで2駅のハカニエミ駅で、

トラムも乗り入れてます。

ここから約10分、海沿いの道を東へ真っ直ぐ歩いていきます。

https://www.google.co.jp/maps/place/Kulttuurisauna+Public+Sauna,+Hakaniemenranta+17,+00530+Helsinki/@60.1759087,24.9615824,14z/data=!4m6!3m5!1s0x46920bd70e28a3c9:0x807f297fbfb4a907!8m2!3d60.1780383!4d24.9632103!16s%2Fg%2F113qbcv1v

赤いネオンサインが目印です。

2013年にオープンしたこちらのサウナ。

とてもシンプルな外観で、

内部もサウナと簡素なシャワー、外気浴スペースのみとなっており、

日本のように、大浴場や水風呂のバスタブはありません。

現在は事前予約が必要となっており、

オフィシャルページから申し込みます。

https://kulttuurisauna.fi

(午前の部は予約不要みたいです)

夕方は16時から。

ちょうど16時にドアの鍵を開けてくれました。

料金は17€。

持ち物は、タオル(体に巻ける大きいものが)、マイボトル(あった方がよい)、(海へ入りたい人は)水着

となっています。

フィンランド人の夫と日本人の妻のご夫婦経営らしいですが、

私が訪問した際は、現地の方と思われるお姉さんが受付に。

「ここに来るのは初めて?」と聞かれ、

施設について、ルール等丁寧に説明してくれました。

なので、多少の英語は話せないと難しいかもしれません。

ですが、フィンランドの方が話す英語は、めちゃくちゃ聞き取りやすいです。

母語じゃない人が話す英語の方が、

丁寧で、クセがないように思います。

・ロッカーの鍵を渡されます。

・サウナは男女別で、中にトイレとシャワーがあります。

・サウナの中では水着を着ないでください。

・受付で小さなタオルを渡されて、それを持ってサウナ内へ入ります。返却はロッカー室のバスケットへ。

・外気浴スペースは水着、もしくはタオルを巻いて出てください。

・ロウリュウする際は、これぐらいの穴があるので、そこにゆっくり注いでください。

・水はここに置いてあるので、しっかり水分補給してね。(コップも置いてある)

「マイボトルを持っている。」と言うと、

蛇口から水を入れてくれました。

(フィンランドの水道水は飲めます)

「日本ではよくサウナへ行くんだ」と言うと、

「じゃあ大丈夫ね。でも、暑いから気をつけてね」

ってな感じで受付完了。

ちなみに、利用時間は90分。

「一応90分なんだけど、まぁだいたいでいいからね。」

みたいな感じでした。

ロッカー室へ入ると、すぐにトイレ。

その先に木製のロッカー。

さらに、スイミングプールのようなシャワーが2つあり、

ドアを開けるとサウナです。

サウナ内は決して広いわけではなく、10人くらいが定員じゃないでしょうか。

段差部分は石?orコンクリ?になっており、

熱くて座ることはできません。

一番上の段が木製のベンチになっていて、

皆そこへ座ります。

ガラス窓があり、外の景色が見えますが、

ちょうど「ロウリュウの主」が座る、ストーブの真横のポジション。

私が行った時間帯はオープン直後で空いていたので、

座ることができました。

オープン直後ということもあってか、

温度は多少低めに感じ、1回目は長時間滞在。

とはいえ、内部は電球ひとつで薄暗く、

時計も温度計もないので、

細かいことはわかりません。

サウナ後はタオルを巻き、

一度ロッカー室を出て受付前を通り、

外気浴スペースへ。

海に面していて、木製のベンチがあります。

プールのように、海へ入るハシゴが付いており、

私もつま先だけ海へダイブ。

多くの人が全身ドボンしてましたが、

とても入れるような温度ではありません。

11月の夕方16時台。

日は既に沈み、ヘルシンキの街が暖色の街灯に包まれていきます。

気温は5℃を切っているでしょうが、

ゆっくり芯から温まるサウナのせいか、なかなか体が冷めず、

10分ほどは外気浴していたように思います。

ちなみに、私は大きなバスタオルを巻いてましたが、

男女とも私以外は、全員水着を着てました。

少しずつ人が増えてきて、

皆、熔鉱炉に鉄を流し込むかのように、

ロウリュウの穴へ水を注ぎ込みます。

一気に体感温度が上がる。

でも、このサウナは鼻の粘膜が焼き付くような感覚もなく、

ただただ優しい、丸いあたたかさ。

日本のサウナと比べて、ロウリュウ後温度が下がるのが早い気がします。

だから、皆せっせと水を注ぐ。

普段ダラダラと汗をかく私も、

そこまで汗をかくという感覚にはなりませんでした。

これを4回ほど繰り返しました。

外へ出る度に闇深くなり、景色を変えていく街。

人が増えてきて、皆やんちゃにロウリュウしまくるので笑、

サウナ室滞在可能時間も徐々に短くなり、

ちょうど90分ぐらいで満足して帰宅しました。

注意点としては、

日本のサウナのように「しっかり入浴」というイメージとは違うということです。

あくまでも、サウナがメインで、

シャワーも簡素なもので、そこで体を洗うという感じではありません。

若干、観光客向けかな?と予想していたものの、

現地の方と思われる人達がほとんどで、

しっかりフィンランドのサウナを体験することができました。

ロケーション抜群で、アクセスも簡単。

とてもおすすめです。

周辺はトラムの延伸工事中?

完成すれば、よりアクセスが良くなるのかもしれません。

ヘルシンキ(フィンランド)のサウナで整ってきた話(Kulttuurisauna)」への2件のフィードバック

  1. Megu さんの発言:

    施設を見たとき、これはたぶんシャワー浴びてから行ったほうが良さそうだよな🤔バスタオルいるかな?でもかさばるよな。。サウナウェアいける?海なら水着?てか冷たすぎないか?そもそもノーメイクでトラム大丈夫そ?って気になってた点、全部詳しく書いてあって感激です🥹
    ありがとうございます!
    行く頃にはトラムの延伸工事中?完成してアクセスが良くなってたらいいなーって、もうヘルシンキ行く気満々で、ストップオーバーか、名古屋→ヘルシンキ・ヘルシンキ→ロンドンで分けて予約したほうが安いのかな…なんて見てます😆
    それにしても、行くところセンス良すぎです✨
    次はどこに行かれるのか楽しみにしてます!

    返信
  2. nami3348 さんの発言:

    同じ1日24hが過ぎているのに、こちらとクララさんの周りとではそちらの方がゆっくりと時が流れている印象があります。静けさや空気の透明度が違うせいなのでしょうかね。。。なんだか不思議です✨️
    なにげない北欧の建物やインテリアなどもとても素敵ですね🇫🇮

    のぼせる感じが苦手であまりやってこなかったのですが、こんな素敵なところで本場のサウナが体験できるのなら行ってみたくなりました✨♨️𓈒

    返信

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。