大型フェリーでヘルシンキ(フィンランド)-タリン(エストニア)を日帰り旅行した話

ヘルシンキ(フィンランド)からタリン(エストニア)へ、

日帰り旅行をしてきました。

タリンクシリヤライン(Tallink Silja Line)

という運航会社の大型フェリーを利用。

メガスターというフェリーでした。

ヘルシンキのランシターミナル2(West Terminalの意)から出発。

ヘルシンキ中央駅からはトラムで向かいます。

わずか2時間の乗船とは思えない、

レストラン、バー、カフェ等兼ね備え、

なんとスーパーまである、

10階建の大型フェリーです。

(下層部分は、車を積み込むスペース)

ロッカーやラウンジ(有料と思われる)もあります。

遠ざかるヘルシンキの街。

船上にはエストニア国境。

出発したことに気づかなかったほど、静かで揺れませんでした。

海上まで出ると、時折少し「グラッ」と感じたことはあったものの、

天気も良かったせいか、揺れはほぼなかった言っていいでしょう。

タリンに到着。

観光用の地図があるので、それを参考に周ります。(日本語地図はない)

タリンの見所は、なんといってタリン歴史地区。

中世の街並みが残る旧市街は、世界遺産に登録されています。

フェリーターミナルから徒歩で約15分ほどでその入り口へ到達。

1500年代に建造されたマルガリータ要塞は、現在は海洋博物館として利用されています。

塔の厚みは5mもあるとか。

セントオラフ教会は改修中。

大切に歴史を守ります。

コフトウッツァ展望台は高台になっていて、

旧市街を一望できます。

正直、あまり予習もせず来たので、

細かい歴史や経緯は知らなかったけど、

ただただこの中世の面影を残す景色を見られただけで、

来てよかったと思いました。

食事をせず旧市街を一周するだけなら、

3時間あれば十分かなと思いました。

私の場合は帰りの船までけっこう時間があったので、

ビッグマック指数を調べに行ったり、

バーへ行ってみたり。

お店が集中しているエリアがあり、

しっかりしたレストラン、ファストフード、ケバブ等ありました。

エストニアの公用語はもちろんエストニア語ですが、

タリンはロシア語を母語とする人の割合も高いんだとか。

ですが、観光地ということもあってか、英語が問題なく通じました。

帰りも同じメガスター。

Wi-Fiが使えて、動画も問題なく見られるほど速度も安定していました。

ふと、「費用も所要時間も、名古屋-大阪を近鉄特急利用したのと同じぐらいだなー」と思い、

バルト海上で日本を懐かしく思うのでした。

ヘルシンキ-タリンの船旅は、それぐらい手軽です。

中世にタイムワープしたかのような感覚を体験できるタリンの美しい街並み。

ぜひ行ってみてください。

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