2024年11月、現在ヨーロッパをあちこち移動しております。
スウェーデンからイギリスへ向かう際のトラブルエピソードです。
スウェーデンの首都、ストックホルムには複数の空港がありますが、
最大規模を誇るのが、このアーランダ空港。
ヨーロッパでも6番目の規模の、大型空港。
スカンジナビア航空がハブ空港として利用しており、
アジアからの便も乗り入れているようです。
ストックホルム中心地からは40kmほど離れており、
電車(SJ、アーランダエキスプレス)、バスでアクセスします。
今回、ホテルのすぐ目の前がバスの停車場だったので、
バスを利用しました。
flygbussarnaという運行会社で、
料金は149クローナでした。(ネットで事前購入すると、若干安くなるみたい)
チケットは、PDFがメールで送られてきました。
Apple Payにも対応しており、
バスの乗車時に、リーダーにコードをかざして乗ります。
渋滞もなく、40分ほどで到着。
ターミナルの真ん前に着くので、とても快適でした。
飛行機のチェックインを済ませ、荷物を預け、
手荷物検査ゲートをくぐります。
ゲートをくぐった先にある、パールラウンジという所へ行きました。
驚くほど、料理が美味しかった!
日本を離れて20日ほど、その期間内では間違いなくNo.1の洋食でした。
ポテトサラダ、パスタ、フムス、トマトスープ。
どれも美味しくて、たくさん食べてしました。
ビールも2種類(おそらく、ラガーとエール)飲み放題でした。
飛行機の出発時刻には、まだ1時間以上あるタイミングで、
余裕を持って、搭乗ゲートへ向かいます。
ターミナルが超巨大で、
手荷物検査ゲートからラウンジへ行く際も、
ラウンジから搭乗ゲートへ行く際も、
かなり歩きました。(軽く10分以上)
搭乗ゲートの直前に、パスポートコントロールがあります。
スウェーデンからイギリスへは、
シェンゲン協定圏外へ出ることになるので、
出国審査ということでしょう。
ここがトラップだった。
列自体はそこまで長くない(せいぜい20人程度)のに、
全然進まない。
一人当たり、かなりの時間をかけて審査をしている様子。
日本のパスポートは190以上の国へ、
基本ビザなしで渡航することができますが、
これはあくまで例外中の例外。
その他のパスポート所持者は、
旅行をするだけでも、事前の申請や書類審査が必要です。
ゲートでも、
指紋を取られたり、色々と質問を受けていたりする人が見受けられます。
ここでまさかの50分待ち。
飛行機の出発時刻が、刻一刻と迫ってきます。
ようやく自分の番と思いきや、ゲート内の職員が交代。
PCを再起動しているのか、ログインに時間がかかっているのか、
全く急ぐ様子もありません。
ようやくゲートが再開され、
自分の審査は、ものの1分で終了。
ゲートをくぐったその瞬間、
飛行機のファイナルコールで名前を呼ばれるという、人生初体験。
なんとか無事、飛行機には乗れたものの、
国境をまたぐ際は注意しないといけないと感じました。
同時に、日本のパスポートの効力の強さを、
改めて認識する体験にもなりました。
日本のパスポートを持っているというだけで、恵まれています。
皆さんも、思い立ったら海外へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
余談ですが、フィンランド、エストニアと比較して、
スウェーデンの物価は、多少安いと感じました。
これは、スウェーデンがユーロではなく、クローナという独自通貨を使用していて、
¥の価値が、対クローナは対ユーロほど下がっていないせいなのかなと思いました。
短期間で使用通貨も、ユーロ、クローナ、ポンドと、めまぐるしく変わり、
本当に刺激的な毎日を過ごしています。
それでは。