ロンドンに滞在中、ポンド£旧紙幣を新紙幣に両替する機会がありました。
経緯は前編のとおりです。
もともと、せっかくの機会だしチャレンジしてみたいとは思っていたものの、
強制的に両替しに行くことに。
さて、イギリスでは旧紙幣から新紙幣への両替は、
イングランド銀行(中央銀行)か郵便局で行なっているとのこと。
銀行が固いなと思ったので、こちらへ行ってきました。
Bank of England(イングランド銀行)
最寄りはアンダーグラウンドのセントラルライン、
その名も「Bank」駅。
出口の案内を確認し、地上へ出ると、
イングランド銀行本店は目の前に建っていました。
建物外に女性が立っていたので、
「これがイングランド銀行ですか?」と確認し中へ。
ゲートでは目的を聞かれ、
ボディチェックされました。
「この右側の窓口だよ」と教えてもらい、窓口へ。
窓口のお姉ちゃんは不機嫌そうでしたが笑、
これは通常運転。
パスポートや現住所を確認するために、
日本の免許証が必要になる、
なんて記事も読んでいたので持って行きましたが、
私の場合は両方とも確認されることはなく、
計40ポンドをどのように両替するか聞かれ、
10ポンド×4にしてもらいました。
ちなみに、コインを混ぜてと言いましたが、
コインには替えられないと言われました。
かくして、スムーズに新紙幣をゲット。
身分確認されたり、書類書いたりするのかなと考えていましたが、
全て取越し苦労で終わりました。
帰り際、先ほど入り口に立っていた女性に、
「成功したよ」と報告。
そこから、「どこから来たの」とか、
「ミュージアムがたくさんあるから行った方がいいよ」とか、
軽く会話を交わし別れ、
その足で、昨日のインド料理レストランへ行き、
全ての問題は解決されたのでした。
イギリスをはじめ、欧州各国は、
日本よりかなりキャッシュレス決済が進んでいます。
スウェーデンでは、トイレのチップもカード払いでした。
そんな中、キャッシュオンリーのお店も存在するということも、
日本人以外と食事に行けたことも、
イングランド銀行で両替してもらったことも、
わずか、12時間程度の中で、
とても貴重な体験をさせてもらいました。
今後も、ほとんど全てがキャッシュレスで済みそうですが、
残りの30ポンドはお守りのように、財布へ入れておこうと思います。