アーセナル×ノッティンガム・フォレスト(プレミアリーグ現地観戦)ロンドン、エミレーツスタジアム

2024年11月23日(土)開催

プレミアリーグ第12節

アーセナル×ノッティンガム・フォレスト

を観戦して来ました。

舞台はロンドン、エミレーツスタジアム。

エミレーツスタジアムはこれで3試合目、

女子の試合も合わせると5試合目の観戦です。

最寄駅はその名も「Arsenal」駅。

改札を出て右手に進むと、すぐにグッズストアが見えてきます。

その隣の階段を上ると、

中継映像でよく見る、あのアングルからの眺めが広がります。

ちなみに、ひとつ隣の「Holloway Road」駅からも近く、

こちら側から来ると、より大きなグッズストアが出迎えてくれます。

スタジアムの外壁には、レジェンド達の肖像や、

各国から愛されている証が散りばめられており、

スタープレイヤー達の銅像もあります。

「アーセナルのチケット争奪度合いは、成績と如実に連動する。」

そんな話を以前聞いたことがあります。

一時の低迷から抜け出し、

ここ3年ほどはかつての勢いを取り戻してきたことから、

近年はチケット入手困難な状態が続いているようです。

記念撮影をしているサポーターもたくさん見受けられて、

地元民だけではなく、各地から集結している様子が伺えます。

クラブレベル席は、キックオフの2時間半前にゲートオープン。

座席は中二階と呼べるような位置で、

食事や飲み物付きだったりする、ちょっと高級な席。

私は一般席だったため、キックオフ2時間前になるのを待ち入場。

ボディチェックを終え、ゲートへ向かおうとしたところ、

「すみません、チケットをチェックしていいですか?」と、

チケットの抜き打ちチェック?を受けることに。

現在、アーセナルのチケットはApple Pay等、電子化されています。

その画面を見せ、

「メンバーですね?」

「はい」

と答えて簡単に終了。

(アーセナルのオフィシャルチケットは、

有料会員にならないと申し込めないようになっています)

後から思い出したのですが、

この11月にアーセナルはチケットの管理システム?を変更しており、

(どう変更したのか、細かくは知りませんが、

その旨、チケット購入者向けにニュースレターが届いていました)

その後、初のホームゲームであったため、

チェックが厳重だったのかも?と思いました。

そんなこともあり、

「あぁ今後、より来場するのが難しくなるのかもな。

これで人生最後かもな。」

という想いが溢れて来て、

試合前の「North London Forever」のアンセムを聴いた時、

涙が少し込み上げて来ました。

アーセナルのスタメンは、

ラヤ

ティンバー サリバ ガブリエウ カラフィオーリ

ウーデゴール ジョルジーニョ メリーノ

サカ ジェズス トロサール

一方、ここまで好調のノッティンガム・フォレストは、

セルス

アイナ ミレンコヴィッチ ムリーロ モレノ

ウォード=プラウズ ドミンゲス

エランガ イェーツ ハドソン=オドイ

アウォニー

9月の代表戦で負傷して以降、

欠場が続いていたキャプテン、ウーデゴール。

復帰後初のホーム戦ということで、

キックオフ前からサポーターの大歓迎を受けていました。

開始早々に得たコーナーキックから、

さっそくアーセナルがシュートチャンス。

これはゴールとならなかったものの、

4分、セットプレーからティンバーが押し込みゴール。

と思われたもののオフサイド判定。

VARが介入しプレイが止まります。

私の席は2階の、ちょうど中継カメラの後ろだったため、

中継映像が映った画面が少し見えます。

(場内のディスプレイでは、リプレイ映像は流れず)

そのため、みんな身を乗り出し、必死に中継映像を覗き込みます笑。

3分にも渡るVAR検証の後、やはりオフサイド判定。

前半のアーセナルは攻撃時、3−2の形になることがほとんどで、

カラフィオーリがジョルジーニョの隣に上がります。

アーセナルの3人の最終ラインに対して、

ノッティンガム・フォレストはアウォニー、イェーツの2人でディフェンスに来ます。

そうすると1人、特にティンバーがフリーになることが多く、

それをケアするために、ハドソン=オドイが前へ出てきます。

すると、ノッティンガム・フォレストの左サイドが空くことになり、

そこにウーデゴールが入ってきたり、

サカへのパスコースが空いたり、

ここを起点にしてアーセナルのチャンスが続きます。

先制ゴールは、そんな右サイドの2人のパス交換から。

サカがドリブルで中へ持ち込み、

体を捻るようにファーサイドへシュート。

その後も右サイドのコンビネーションがとても良く、

ウーデゴールはサカに近づいてサポートする時もあれば、

わざと離れてスペースを生み出すこともあり、

サカがドリブルで1対 1を仕掛けられるシーンが数多くありました。

対するノッティンガム・フォレストは、

時折カウンターから単発でチャンスを生み出すことしかできず、

前半はこのままアーセナルが1点リードして終了。

アーセナルは今シーズン、退場者を複数回出していることも関係してか、

後半開始時、前半イエローカードをもらっていたジョルジーニョをパーティに交代。

52分、そのパーティが追加点。

アーセナルが押し込んでいたため、

パーティにプレッシャーがかからずシュートチャンス。

普段、シュートをふかすイメージの強いパーティ笑。

彼にボールが渡った瞬間、こちらの方が力んでしまいましたが、

本人は力の抜けた、コントロールされたシュートを、

見事ゴールマウスへ届けました。

これでアーセナルが余裕を持った試合展開となり、

代表選の疲労を考慮してベンチスタートとなっていたハバーツや、

怪我を抱えているライスのプレー機会がなかったのは少し残念。

しかし、代わりに出てきたヌワネリが

プレミア初ゴールとなる、アーセナルの3点目を決め、

スタジアムは大盛り上がり。

隣に座っていた少年も、

「17歳?17歳だぜ?マジかよ、17歳…」

と大興奮していました。

こうして夢のような90分+Add Timeは

3-0、アーセナルの勝利で終了。

この環境が毎週末やってくる地元民を羨ましく思い、

一方で、自分には叶わない遠い夢なんだと、改めて実感しました。

それでも、画面を通してプレミアリーグを見続ける週末、

それは今後も変わらないことでしょう。

試合前にはアーセナルの黄金期を支えたDF、キーオンが登場。

どうやら本を出版したらしく?そのPRも兼ねて?

セットプレーの度に、エリア最前線まで出てくる

セットプレーコーチ、熱い笑。

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