2024年11月29日(金)
プレミアリーグ第13節
ブライトン&ホーブ・アルビオン×サウサンプトン
を観戦してきました。
舞台はイギリス南端の海沿いの街、ブライトン&ホーブ。
ロンドンから80kmほどに位置し、
日帰りも可能なリゾート地として有名らしいです。
一方で、LGBTQに大変寛容な街としても知られていて、
いたる所にレインボーマーク。
ナイトクラブが盛り上がるパーティータウンとしても知られています。
今回の出発地はロンドン、St.パンクラス駅。
ここはパリやブリュッセルへ向かうユーロスターも乗り入れています。
タムズリンクがブライトン駅まで直通しています。
事前にネットで購入しておいたQRコードチケットで入場。
途中、ガトウィック空港を経由します。
1時間ほどでブライトン駅へ到着。
第一印象は、とにかく坂が多い。
海へ向かう道も、急激に下っていきます。
美しいビーチ。
しかし、砂浜ではなく小石。
海沿いは遊歩道のように整備されており、
散歩に最適です。
やはりオンシーズンは夏なんでしょうが、
この時期は人も多すぎず、
正午を過ぎると早くも落ちそうになる太陽が
海面をキラキラと輝かせて、
それを眺めながらビールを飲むのは最高でした。
さて、ブライトン戦の試合開催日は、
チケット保有者は市内交通を無料で利用することができます。
スタジアム最寄りのファルマー駅には、
電車でもバスでもアクセスすることができます。
ブライトン駅ではチケット保有者のために、
別の列が作られて、そこから入場するそうです。
私は今回、ホテルからバス停が近かったこともあり、
バスを利用しました。
ちなみに、どちらもチケット画面を見せるだけでOK。
オールドステインにはバス乗り場が複数あり、
様々な方面へ向かうバスが集まってきます。
バス路線は番号が付けられており、
今回は25を利用。
28や29でもスタジアム近くまで行けます。
夕方ということもあって、途中渋滞もあり、
40分以上かかりました。
余裕を持って向かった方がいいです。
ちなみに、バスは2階建てて、
たくさんの人が殺到して、混んでいるように見えても、
意外と2階は空いてました。
幹線道路をくぐり、
ファルマー駅を歩道橋で跨ぐと、
見えてきたのが、アメリカン・エキスプレス・スタジアム。
通称、アメックス・スタジアム。
敷地へ踏み込んですぐに、大きなグッズストアがあります。
長期旅行中で、靴下がボロボロになってきたので、
(捨てて帰って来ようと思って、元々ボロいやつを持ってきたので)
記念と実用を兼ねて、グッズの靴下を買いました。
外壁は意外とシンプル。
レジェンド選手達のパネルや、
今年新加入選手達の紹介コーナーもありました。
Apple Payをかざして入場。
収容人数は30,000人と少しで、そこまで大きくなく、
ゴール裏席も小さめなのもあってか、
そこまでサポーターの声は大きくなく、
ある意味、少し牧歌的な雰囲気もあります。
一方で、アウェイサポーター席が間近だったので、
こちらはモチベーション高く、迫力がありました。
どうやら、地元のビールらしい、
「Harveys Best」というのが売っていて、思わず一杯。
茶色いエールビールで、深さがありながらも口当たりは軽く、
一言で言うと、日本ではあまり飲めなさそうな味でした笑。
ブライトンには三笘選手が所属。
一方、サウサンプトンには菅原選手が所属。
日本代表選手対決ということもあり、
現地にはかなり多くの日本人が。
渡欧して以降、この1ヶ月間、
街中で見かけた日本人を合わせても足りないほどの人数で、
かなり驚きました。
試合開始前に、サポーターの近くまで挨拶に来る、
サウサンプトン監督、ラッセル・マーティン。
低迷していてもサポーターに支持されているように見えるのは、
確固たる戦い方とこんな誠実さにあるのかも。
ブライトン
フェルブルッヘン
ランプティ ファン・ヘッケ イゴール エストゥピニャン
リュテル オライリー アヤリ 三笘
ウェルベック ジョアン・ペドロ
サウサンプトン
ラムリー
菅原 ハーウッド・ベリス スティーブンズ ウォーカー・ピーターズ マニング
ディブリング ダウンズ フェルナンデス
アーチャー アームストロング
7分、サウサンプトンのCKの流れから、
ブライトンがカウンター。
三笘が菅原からボールを掻っさらいシュート。
決定機だったが、惜しくも右へ外れる。
このシーン以外でも、三笘と菅原は同じサイドにいるので
マッチアップする機会が多い。
29分、右サイド、ランプティのクロスに
三笘が頭から飛び込み、ゴール。
この形のゴールは予想していませんでした笑。
前半はブライトンが優勢だったものの、
サウサンプトンも2トップの片方がサイドに流れて、
そこを起点にチャンスを作っていたと思います。
菅原のクロスも、チームの武器になっていました。
59分、混線からダウンズが決め切って、
サウサンプトンが同点に追い付く。
67分、ディブリングを起点に、
最後はアーチャーが決めるもVARが介入。
4分ほど判定に時間がかかり、オフサイドで取り消し。
結局、1-1-ドローで終了。
菅原選手は、失点に絡むような形になってしまいましたが、
それ以外の守備は問題なく、
攻撃面では、クロスから何度もチャンスを作っていました。
三笘選手は、ドリブル突破を仕掛ける回数はそれほど多くなく、
少し内側にポジションを取ることが多かったこともあり、
周囲との連携、特にエストゥピニャンとの絡みから
チャンスメイクしていた印象です。
むしろ、ドリブルで印象に残ったのはディブリング。
既に注目を集めつつある18歳ですが、
このままだとビッグクラブが放っておかないでしょう。
帰りもバスを利用。
バスも電車もかなり混むので、
帰りの時間は気をつけてください。
新しいスカッド表記カッコ可愛いです🫰
市内交通が無料とかそういう地域とフットボールが密着してるのっていいですね(^-^)
アメックススタジアムの売店はミトーマのおかげで日本人にとても友好的(日本語で接客「アリガトー」とか)だと聞きましたがどうでしたか?
ビーチが小石なのは噂には聞いてましたがホントなんですね。カモられてもいいからそこでビール飲みたーーい!!🍺
ロンドンに住んでいればバスや電車でアメックスまで日帰りで観戦に行けるとか、生活にフットボールが根付いてる文化、それ自体がもう最高👍!いいですね。
アーセナル以外ならどうせならアウェイサポ席で盛り上がってみたいです笑