2025.10.20(Mon)
プレミアリーグ第8節
ウェストハム×ブレントフォード
ロンドン・スタジアム(ロンドン)
現地観戦して来ました。




ウェストハムという地名ながら、東ロンドンに位置するエリア。
かつては100年以上にわたり、アップトン・パークを本拠地としていましたが、
2016年にロンドン・スタジアムへとホーム移転しました。
ロンドン・スタジアムは2012年オリンピックのメイン会場として使われたスタジアムで、
その後陸上トラックを撤去、座席改修を経て利用されています。
ちなみに、アップトン・パークとロンドン・スタジアムは
直線距離で僅か3km程しか離れておらず、
ホームタウンの反感を買わずに、ホーム移転できた良い例だと思います。
(古い、味わいのあるスタジアムから移ることに寂しさはあるだろうけど)



かつてのアップトン・パークは35,000人、
ロンドン・スタジアムは60,000人と、
大幅にキャパシティが増えたことから、
チケット購入は比較的容易だと思います。
今回私はメインスタンドアッパーの席を
なんと破格の15£という安さで、楽々と購入しました。
ロンドン・スタジアムへのアクセスは、いくつか方法がありますが、
一番わかりやすいのは地下鉄を始め、各路線が乗り入れる
Stratford駅かと思います。
駅直結でイオンもびっくりの超巨大モールがあり、
時間潰しには最適です。
フードコートも、アジアンフードがあり充実していました。
このエリア、アジア系、アフリカ系など移民が多いのかなという印象で、
街中でも各国のレストランを見ることができました。
ロンドン・スタジアムは三方を川に囲まれており、
セキュリティー面から、あえてこの場所を選んで建てたのではないでしょうか。
スタジアム入場時ではなく、
川に架かる橋を渡り切ったところでボディチェックがあり、
人員削減にも繋がっていると思います。
スタジアム周りにはブリュードッグのビール、
ハンバーガー等フード類は、充実している方だと思います。
あるあるだけど、アウェイ入場ゲート周辺はお店がなく、閑散とした感じ。
至る所にあるブリュードッグの店舗のアッパーフロアではDJがプレイ中!




ウェストハムは7試合を終えて僅か1勝。
降格圏19位の大不調。
ウェストハムと言えば、
前半だけで大量失点して、ハーフタイムで帰るサポーター続出…
そんな試合がちょくちょくあるイメージがあり、
直近の成績もあり、スタジアム内は試合前から若干ピリついた空気も感じていました。
試合前の「大量シャボン玉」とI’m forever blowing bubblesの大合唱は
お馴染みの光景。
スタンドは若干空席があり、8割ぐらいの埋まり具合でしょうか。


フェルナンデスとサマーヴィルのポジションは、本来は逆かと思うけど、
実際にはこの並び、守備時はサマーヴィルが上がり4-4-2になることが多いように見えた。
序盤はそこそこに見えたものの、徐々に劣勢に立たされ、
苦し紛れにパケタにロングボールを蹴るなど迷走…。
(パケタは本来中盤の選手で、高さ強さ勝負する選手ではない)
セットプレー時の守備対応が悪くて、
特にアレオラは判断を誤り、ボールに触れられなかったり、
終始不安定なプレー。
いつ失点してもおかしくない状況が続く。
43分、チアゴがゴール。
続くアディショナルタイムにも失点し、
前半終了のホイッスルを待たず、多くの観客がハーフタイム休憩のため席を離れる。
そのまま帰って来ないじゃないかと思った笑。
(その後、VARオフサイド判定でノーゴール)


後半も流れは変わらず、むしろどんどん苦しくなっていく。
肝心なところ、チャンスになりそうなところでパスミスが連続し、
観客のフラストレーションはマックスに。
殺伐とした空気が募る中、アディショナルタイムに追加点を献上し、
試合終了時には観客は半分以下となっていた。


終了後、Stratford駅には多くの観客が向かいますが、
途中、ポリスが人の流れを調整して、
適度な渋滞を作ることでプラットホーム内は混乱なし。
ただし、駅まで40分ほどはかかります。
この日はナイトゲームでしたが、
お昼の試合なら、試合後モールで楽しむのも良さそうです。
(気持ちの良い試合の後であれば…)
・座席改修したためか、1階のコンコースが広く、変わった造り。
全体のイメージは、東京の味の素スタジアムに近いかなと思った。
・ホームゴール裏にブリュードッグの看板が煌めく、なんだか楽しそうなエリアがあったが、
聞いたところ、なんか入場できなさそうだったので諦めた。





