2025.11.01(Sat)
フランスリーグ1第11節
モナコ×パリFC
現地観戦してきました。
滞在中のニースからモナコは、
普通電車で20分ほど。
美しい海岸線を走りますが、
モナコに近づくと長いトンネルに入り、
モナコ、モンテカルロ駅も地下駅となっています。
長い地下道を歩き、地上へ出るとそこは、
いきなりモナコGPの1コーナー。
心の準備が間に合いませんでした。




スタッド・ルイⅡはモナコの西端にあり、
駅から徒歩25分程度。
通りの向こうはフランスなので、
スタジアムを一周していたら、
気づかぬうちに国境をまたいでいました。
バスも走っているようで、クレジットタッチで簡単に乗れるようです。
ですが、行きも帰りもほとんどの人が歩いている様子でした。
というのも、人口40,000人弱のモナコに、
キャパ18,000人のスタジアム。
サポーターはどこからやってくるのかという謎。
モナコ内に住んでいるのなら駅へ向かう必要はないので、
ほとんどの人が徒歩なのは納得です。
ですが、モナコ住民だけでスタジアムが埋まるとは到底思えないのですが…。



スタッド・ルイⅡは元々は1939年に建設され、
老朽化に伴い1985年に改修され、今の姿となっています。
特徴はなんといっても、その外観。
古い学校やアパートのような、とてもスタジアムとは思えないデザイン。
ピッチの下層部分には屋内アリーナ、
さらに下には駐車場と、
内部構造も含めて、スタジアムというよりビルのようになっています。




メインスタンド側の特設ステージでは、
おそらく「この選手、誰でしょう?」クイズが行われていて、
子供たちを中心に大盛り上がり。
キックオフ2時間前にゲートオープン。
IDチェックがあるとの情報でパスポートを用意していましたが、
簡単なボディチェックのみでした。
(そもそも、国境を越えているのでパスポートは必要なんですけどね)
内部は薄暗く、年月を感じる雰囲気。
当然、経年劣化しているんでしょうが、
そもそも華美なデザインは皆無だったことが伺えます。
案内情報も乏しく、スタッフに教えてもらってようやく自分の席へ辿り着けました。


試合は前半30分頃まで、モナコが一方的にボールを支配する展開。
1タッチ、2タッチとテンポよくパスが繋がり、
効果的な縦パスが入っているのも印象的でした。
一方、パリFCは1トップだけ残して引いて守り、
カウンター狙い。
後半開始早々にパリFCが先制。
より引いて守る図式が顕著になります。
日本代表の南野選手は後半16分からファティと共に途中出場。
一番得意なシャドーポジションで奮闘していました。
一方、ファティはポジショニングも怪しくボールも足に付かず…
あれが若くしてバルセロナでデビューしたファティなのか、と少しがっかりする内容でした。
とはいえ、まだ23歳なので今後に期待したいです。
試合はこのまま0-1で終了。




試合後も残った、いくつかの謎。
その1「どっちがホーム側?」
大半のスタジアムはメインスタンドから見て左側がホーム側となっていますが、
例外もしばしばあります。
(神戸、スパーズ、アンフィールド等々)
どうやらスタッド・ルイⅡも、その例外のようで、
右側にホームチームのベンチ。
座席も、右側がAエリア、左側がBエリアという名称になっています。
ところが、ホームサポーターは左側のゴール裏にいます。
しかも、試合前のウォーミングアップは、その左側で行いました。
この、ホームベンチとホームサポーターが逆側に位置しているのは、
初めての経験でしたし、他に例を知りません。
(ハーフタイムのウォーミングアップは右側=ホームベンチ前でやっていたので、なおさら謎)
その2「これが本当に、欧州最高峰のチャンピオンズリーグに出場しているクラブなのか…?」
サッカーの内容的には、確かに強豪と呼べるものでした。
一方、スタジアムの雰囲気は、よく言えば牧歌的。
陸上トラックがあるのも相まってか、
例えるなら、大学サッカーのよう。
おそらく、相当数の招待チケットを子供たちに配っているのではないでしょうか。
それでも、フルキャパシティではありませんでした。
スタジアム内にグッズショップはなく、
スタジアム外にこじんまりと一箇所あるだけ。
街中にショップがあるそうですが、
ユニフォーム、トレーニングシャツ程度しかないそうです。
フード類についても、スタジアムの最上層部にポツンとあるだけで、
ホットドッグ、チップスぐらいしか売ってません。
全体的にまるで商売っ気がなく、
一体どうやって収益を確保しているのか、本当に謎でした。
モナコだからお金なんて、どうにでもなるのかもしれませんが…。
帰りにニースへ向かう電車はガラガラでした。
みんな本当にモナコ内から来ているのか…?
最後まで謎が残った観戦でした。


クララさんの写真には愛があります。素敵です。
どうぞ引き続きご安全に旅を楽しんでください/.:°+╰( ˘ω˘ )╯;。:*\🇬🇧🇪🇸🇲🇨🇫🇷🇮🇹