2025.11.09(Sun)
セリエA第11節
インテル×ラツィオ
現地観戦してきました。
バルセロナ、ニースと渡ってきて、
電車で行ける次の目的地を選定した結果、
そんなに知らないけど、一度は行ってみたかったミラノに決定。
さて、ミラノで何をしようか。
サッカーを見るならアタランタやコモはミラノから日帰り圏内。
パルマは少し遠すぎる。
インテルは人気チームだし、チケットどうかなぁ…と思いながら公式サイトを除くと、
余裕でチケットは残っており、難なく購入できました。
それもそのはず、サン・シーロは収容人数約75,000人の巨大スタジアムです。
主なアクセス手段はメトロ。
M5線のSan Siro Stadio駅が最寄りです。
駅を出た、すぐ目の前がスタジアムという抜群の立地の一方で、
M5線自体は、ミラノ中央駅や観光の中心地には乗り入れておらず、
乗り換えが必要になるという点はネックです。
他にシャトルバスやトラムも乗り入れているようですが、
ミラノのトラムは小さく、輸送キャパが少ないので、
選択肢には入れない方がいいかもしれません。



ちなみに、スタジアムの名称のサン・シーロはこの地域の地名。
当初、スタジアムはACミランが単独で使用していましたが、
1947年からインテルも使用するようになりました。
1980年に、インテルで伝説的な活躍をしたジュセッペ・メアッツァが死去したことを受けて、
所有者のミラノ市が、その名もジュゼッペ・メアッツァに改名。
ところが、ACミランは同じ街のライバルであるインテルのレジェンドを冠した名称変更を受け入れず、
そのままサン・シーロと呼び続けることに。
そんな経緯があり、日本のサッカーファンとしては、
ACミランサポはサン・シーロ、
インテルサポはジュゼッペ・メアッツァと呼称する、
というのがお馴染みでしたが、
どうやら現地ではそれが薄れているようで、駅名もサン・シーロ・スタディオとなっています。




キックオフは日曜日の20:45と遅い時間帯だったので、
昼間のスタジアムも見たいと思い16:00頃に到着。
1990年に改修され今の姿となり、要塞のような存在感。
巨大な柱のように見えるのは螺旋スロープで、
上層席へのアクセスルートとなっています。
階段ではなく、スロープという点を活かしてか(?)、
過去にはアウェイサポーターが客席までスクーターを持ち込むという暴挙に出たこともあったとか…。
(そもそも、入場ゲートをどうやって突破した…)
スタジアム外周にはバーが一軒、
その他に、フードやグッズショップの露店が数多く展開されています。
キックオフ4時間前ながら、
ぼちぼち営業を始めているお店もあり、
サポーター達も徐々に集まってきています。
さずがに時間を持て余したので、近くのマクドナルドで時間潰し。
イタリアのマックでは、ビールが売ってました。
(セットメニューに+€0.40ぐらい)




スタジアムへ戻ると、すっかり日は落ち、
ライトアップされた姿は、昼間とはまた少し違う印象に。
キックオフ2時間前にゲートオープン。
セリエAではチケット購入の際に名義登録しなければならず、
入場時に本人確認されます。
そのため、パスポートは必須です。
そして、どうやらフランスと同じ慣習らしく、
ボディチェックの際は同性同士で行うようです。




スタジアム内の売店は軽食程度です。
プレミアリーグと違い、どうやら自分の客席でアルコールを飲んでもいいようで、
日本のプロ野球と同じく、売り子さんまで来てくれます。
(男性でしたが)
そのせいなのか、プレミアリーグよりも明らかに客のアクセスが早く、
みるみるうちにスタンドは埋まっていきます。
サポーター席は両ゴール裏の上層部。
ホームは2階席、アウェイは反対側の3階席です。
やはり昔ながらの造りなのか、座席間隔は狭く、
皆、少し縮こまる感じになります。
ちなみに、メインスタンド側2階、
前から4列目の席でしたが、
5レーンのちょうど一番手前のエリア辺りまで柵がかかります。
おそらく6列目ぐらいまで柵は視界に入ってくるのではないでしょうか。


インテルは守備時もこの陣形のままで、
3バックを保ちながら前から守備に行く感じでした。
前半3分にラウタロの見事なコントロールショットでインテルが先制するも、
ミスも多く、観客はフラストレーションの溜まる展開だったと思います。
後半に入り、ディマルコの見事なグランダークロスからボニーが追加点。
その後、交代出場したジエリンスキが見事なミドルを決めたものの、
VARの結果、ノーゴールに。
このプレイ以外でも、ジエリンスキは目立ってました。
全体的に、渋い試合だったけどインテルが決めるべきシーンでしっかり決めて、
試合巧者ぶりを見せつけたかなという印象でした。




この日の来場者は73,000人超。
帰りは物凄い混雑で、駅の入場規制も行われるとのこと。
また、最寄りのSan Siro Stadio駅だけでなく、
M1線の乗り換え駅のLotto駅も混雑するとのことで、
Bande Nere駅まで歩いてみました。
距離はそんなに気にならなったものの、
夜だったためか3つあるうちの2つは閉鎖されており、
辺りは暗く、入場口がとても見つけづらい状況でした。
そのため、目標にしていた電車に乗り遅れ、
次の電車まで15分待つことになりました。
混雑とは無縁だったものの、これが正解だったとは言い切れません。
いずれにせよ、特に夜帯の試合の際は、
帰りのルートをしっかり計画しておいた方が良さそうです。
なお、この試合で私、
イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ、フランスの
5大リーグ観戦を達成しました。
始めて海外サッカーを見に行ったのが2014年のドイツ。
それから間隔は空きながらも、いつかは…という気持ちを持ち続け、
昨年、今年の長期海外滞在で一気に達成することができました。
もちろん、旅の目的はサッカーだけではありませんが、
メインイベントのひとつとして、これからも巡り続けると思います。
ハカン・チャルハノール先発。

