2025.11.30(Sun)
ベルギーリーグ第16節
アンデルレヒト×サン・ジロワーズ
現地観戦してきました。
さすがに普段、ベルギーリーグまでは追えてないですが、
アンデルレヒトは名門クラブということで、
名前はもちろん知っていました。
アンデルレヒトとはブリュッセルの地区の名称で、
クラブの正式名称はロワイヤル・スポルティング・クルブ・アンデルレヒトと言います。
OBにはコンパニーやルカク。
そして、ベルギー代表のフェルトンゲンは昨シーズンまで所属しており、
このクラブで引退しています。
一方のサン・ジロワーズは1897年創設という歴史あるクラブで、
近年急激に戦力が充実し、昨シーズンのリーグチャンピオンとなっています。
過去には日本の三笘選手や町田選手が所属しており、
こちらも名前は知っていました。




当初、この試合を観戦する予定はなく、
ブリュッセルに来てから試合日程に気づき、
公式サイトを確認した時にはすでにソールドアウト。
しかし、試合の2日前に始まったリセールを見ていたところ、
たまたま安い席を見つけ、購入しました。
リセールは常に数枚〜10枚程度が現れては売れ、現れては売れ…という状況だったので、
チケット入手難度は、かなり高い試合だったと思います。
それもそのはず、この両クラブは隣町のライバルで、
本拠地は4kmも離れていないところに位置しています。
ちなみに、私はサン・ジル地区に滞在していました。
その町の名前がクラブ名の由来になっているであろうことに、試合当日に気づく。
そのため、アンデルレヒトのホームゲームに足を運ぶということに、
若干の後ろめたさを感じながらスタジアムへ。
ベルギーは多言語国家で、駅の名前にも2つ呼び名が存在します。
主に、国の北側、南側で分かれており、
ブリュッセルは南側ということでフランス語が主流みたいです。
ですが、オランダ語の表記もあります。
会場のLotto Parkはフランス語風に呼ぶと、ロト・パルクとなるのでしょうか。
「ロト」は宝くじ運営企業のネーミングライツに基づいており、
元の名称はコンスタン・ヴァンデン・ストックスタディオンです。
地下鉄「Saint-Guidon」駅が最寄りで、
トラムやバスでも行けるようです。
おそらくほとんどの人が乗り換えで「Gare de l’Ouest(West Station)」駅を利用するかと思いますが、
この駅の乗り換えは、一度改札を出て行います。
ブリュッセルの地下鉄はクレジットカードタッチが使えますので、
それをリーダーにかざすだけです。
ちなみに、この「Gare de l’Ouest」駅は、なんとなく治安が良くなさそうでした。




公園の一角に建つスタジアム。
収容人数は約28,000人と、決して大きくはありません。
そりゃチケット入手が困難なわけだ。
1917年開場ということで、年季の入った印象が強いです。
スタジアムの周辺にはたくさんのバー、飲食店、そしてフードトラック。
グッズストアもありました。
4枚目の写真はなんと男性用のトイレで、
スタジアムの外周にいくつか置かれていました。
堂々と、目に付く所に。(利用者多数)




チケットのQRコードを読ませて入場。
ボディチェックはされませんでした。
ゲートはキックオフの1時間前でしたが、
どうやら他のゲートは90分に開いてるところもあったり、
自分のゲートも、きっちり1時間前ではなかったり、と(65分前ぐらいに開きました)
詳細はよくわかりません。
スタジアム内の売店は充実していませんが、
さずがベルギーと言うべきか、
ジュピラービールとそのノンアルコール、
ヒューガルデンロゼにフルーツワインと、
ビールの種類は豊富でした。
ちなみに、ジュピラーはリーグスポンサーにもなっている、
ポピュラーなビールです。




自分の席はホームゴール裏の2階。
1階席が少ないようで、その分2階席が前方に位置しており、
ピッチはかなり近く感じます。
ナイトゲームということで、試合前にはド派手な光の演出と花火。
そして、サポーター達は大きな旗と真っ赤な発煙筒で迎えます。
写真はホームゴール裏とは逆側の、ホームサポーターエリア。
ホームゴール裏の1階席は、自分の真下にあり、
様子がわからなかったのが残念です。


試合は前半早々に先制したアンデルレヒトが1点を守りきり、
1-0で勝利。
印象的だったのは、プレミアリーグと違い、
サポーター達は早くから集まり、席でビールを飲み、
試合終了までほとんどの人が帰らなかったということ。
勝利したということもあり、試合後もしばらく騒ぎ続けていました。
試合中も、ゴール裏だけではなく、全席から拍手、声が飛び、
猛烈な熱気で、ちょっと野蛮な部分もありました(Fワードだけのチャントを歌ってたり笑)。


ベルギーリーグはJリーグと比べて、レベルがどうなんだ…という話はしばしば聞きますが、
サポーター、スタジアムの熱量は、間違いなくベルギーの方が熱いです。
プレイに関しては、局面の激しさやフィジカルはベルギーが上のように感じました。
一方で、大味に感じる部分もあり、
細かい連携やチームプレイはJリーグの方が長けているかもしれません。
なんとなく、フランスリーグに近い感じかなぁとも思いました。(隣国ですし)
試合後の地下鉄の混雑を心配していたものの、
ガラガラで拍子抜け。
やはりみんな、徒歩圏内のアンデルレヒト地区から来ているのでしょうか。
サン・ジル地区まで地下鉄で帰る自分は、アウェイ感を感じながらも、
名門アンデルレヒトの熱量に触れられて、とても良い経験になりました。

