スポルティングCP×AVS(ポルトガルリーグ現地観戦)エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ(リスボン、ポルトガル)

2025.12.13(Sat)

ポルトガルリーグ第14節

スポルティングCP×AVS

現地観戦してきました。

オランダやスコットランドと同じように、

ここポルトガルリーグでも

「ビッグクラブとそれ以外」が明確に分かれています。

ビッグクラブはスポルティングCP、ベンフィカ、FCポルトの3つで、

その内スポルティングCPとベンフィカは、

ポルトガルの首都、リスボンに本拠地を置いています。

2ヶ月に渡る海外生活も終わりに近づき、

どこから日本へ帰ろうか思案していたところ、

リスボンからの安い航空券を発見。

元々、「行ってみたいリスト」に入れていた国でもあったので、

最後の訪問国としてポルトガルを選びました。

現在、スポルティングCPには守田英正選手が所属しています。

最近は怪我の影響もあり、日本代表を外れていますが、

コンディションが戻れば、必ず日本代表に必要になる選手です。

ちょうど滞在中にホームゲームがあるということで、

観戦することを決めました。

試合の2~3日前でしたが、公式サイトから難なくチケットを入手。

おそらく、国内リーグだと相手がビッグクラブ、

もしくはチャンピオンズリーグの試合でない限り、

チケット入手は容易だと思います。

日本ではよく「スポルティング・リスボン」と呼ばれることがありますが、

実はこれは誤り。

正式名称は「スポルティング・クルーベ・デ・ポルトゥガル」

あのクリスティアーノ・ロナウドもプレイした、ポルトガルの名門クラブです。

ホームスタジアムの「エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ」は2003年開場。

こけら落としの試合はスポルティングCP×マンチェスター・ユナイテッド。

その試合でのプレイが当時のマンチェスター・ユナイテッドの監督、

アレックス・ファーガーソンの目に留まり、

クリスティアーノ・ロナウドは後に、

このイングランドのビッグクラブへ移籍することになります。

こうして彼は、世界的スターへの階段を駆け上がって行ったのです。

地下鉄2路線が乗り入れる「カンポ・グランデ」駅が最寄りで、

駅を降りるとすぐにスタジアムが見えます。

スタジアムの建物内にいくつかお店が入っており、

バーガーキング、リドル(スーパーマーケット)、

その他フードコートのように飲食店が並んでいました。

これらはスタジアムゲートの外にあり、

試合前には、たくさんの人たちが飲食を楽しんでいました。

スタジアム外周にはグッズストアもあり、

ポルトガルタッチ(?)な守田選手のイラストステッカーを購入。

また、運よく選手達を乗せたチームバスがスタジアム入りする場面にも遭遇し、

テンションがグッと上がりました。

キックオフ90分前にゲートオープン。

この日は珍しく、小さなバッグを持っていたので、

簡単に中身をチェックされましたが、

ボディチェックはされませんでした。

その先に、1階2階に分かれた入場ゲートがあり、

QRコードを読ませて入場します。

階段で2階席へ向かう途中で、VIPらしきエリアを発見。

どうやら、1階席の後列辺りが特別席になっているようです。

今回はバックスタンドの2階席を購入。

1階席へはもちろんですが、

入場ゲートが完全に分かれており、

ゴール裏やメインスタンド側へ移動することはできません。

意外だったのが、スタジアム内ではアルコールを売っていない?…こと。

そもそもポルトガル語のメニューが読めませんが、

どうやら飲み物は水、コーラ、コーヒー等、ソフトドリンクしかないようです。

食べ物はサンドイッチやポテト等がありました。

(ポルトガル語だから自信ないけど)

エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデは約50,000人収容。

1階席にかなり急な傾斜が付いており、

2階席は、さらにそれ以上の傾斜のように見えます。

そのせいで、やや高さはあるものの、

ピッチはかなり近く感じます。

収容50,000人を超えていながら、

ギュッと詰まった、一体感を感じるスタジアムと言えそうです。

シートはチームカラーのグリーン一色。

柔らかい素材になっていて、

味気ないプラスチックのように、冷たいということもありません。

ひとつ気になったのは、大型モニターが見当たらなかったこと。

両ゴール裏にスコアとプレイタイムだけが表示されていましたが、

選手名やリプレイを確認することはできませんでした。

もしかすると、2階席からは死角になっていたのかもしれません。

守田選手は左のボランチで先発出場。

ゲームテンポをコントロールしながら、

ボックス内にも飛び出して行き、

コンディションは良さそうでした。

一度前線に預け、もう一度自分が貰いに行く、

ワンツーの形が多かったです。

目立っていたのはスポルティングCPのカタモとトリンコン。

特にカタモは右サイドから仕掛けるプレーが多く、

ドリブル、中へ切り込んでのシュート(おそらくレフティー)で、

攻撃の先鋒になっていました。

一方、AVSは守備時は5-4-1のブロックを敷きますが、

攻撃時はペレアがトップに上がり、2トップのようになります。

両ウイングバックが目一杯サイドへ開き最前線まで上がり、

中盤はそれぞれ左へスライドするという、

変則的な戦い方をしていたのが印象に残りました。

失点するまでは、なんとか粘り強く戦っていましたが、

前半32分に失点すると、そこからズルズルと失点を重ね、

最終的には6-0。

チーム力にはかなり差があるように感じました。

試合前のウォーミングアップの時から、

スポルティングCPの選手達はシュートが上手いなと感じていて、

しっかり決めきる力があり、妥当な結果になったと思います。

クラブの規模、予算には相当な差があるため、

ポルトガルリーグの3大クラブ寡占状態は、これからも変わらないでしょう。

おそらく、これはサッカーに限らず、

大都市と地方都市そのものの格差があるのだろうと予想しています。

スタジアムのアウェイエリアはとても小さく、

AVSのサポーターがほとんどいないように見えたのが切なかったです。

(AVSの本拠地はポルトガル第2の都市ポルトにあるようですが、

 本拠地の収容人数は6,000人程度と、かなりのスモールクラブです)

たまに「Jリーグには真のビッグクラブがない」という意見を見かけますが、

反面、競争力があるリーグであることは間違いありません。

毎シーズン、優勝争いも残留争いも、最終盤までもつれることが多いです。

「応援しているクラブが、今年は優勝を狙えるかもしれない。」

そんな期待をすることができる環境に改めて感謝し、

またJリーグも見に行きたいと思いました。

国内リーグの盛り上がりなくして、

代表チームの強化はありません。

最後に、ついに一度もリスボンのバスに乗れなかった話。

クレジットカードタッチを複数枚試してもダメ。

交通系カードを買ってみてもダメ。

メトロは乗れたんですけどね、何故でしょう…。

(リスボンはメトロ、バス、トラムが共通チケットです)

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