一人旅を続けていると、やはり食事に困ります。
「いい加減、パンじゃなく米を食べたい」という気持ちも芽生えますが、
それ以上に、「一人で気軽に食事できる店が少ない」ということに困ります。
日本であれば、牛丼、蕎麦、ラーメンなど、
一人でサッと済ませられる選択肢が豊富ですが、
ヨーロッパではサンドイッチやファストフード、
それ以外はレストランでしっかり食事、という風になってしまいます。
そんな一人旅の強い味方がフードコートで、
ローマ・テルミニ駅に隣接していたので、何度か利用しました。



お客さんの半分以上が地元の方だそうで、
地元に愛されている=ローカルの味、と評価されているそうです。
大人気すぎて、休日の昼過ぎは大混雑。
とても席を確保できそうになかったので、出直しました。
ちなみに一番奥にトイレもあり、
各店利用時のレシートに印字されているコードをかざすと入場できます。


ピザ、パスタはもちろん、
ハンバーガーやサンドイッチ、中華やお寿司まで揃っていました。
まずはアーティチョークのグリルとライスコロッケにトライ。
アーティチョークはローマ料理に欠かせない食材だそうで、
他にも蒸し煮にしたりするそうです。
クセがなく、いくらでも食べられそうな味。
カルボナーラは、カチョエペぺと並ぶ、ローマの代表的なパスタ料理。
豚肉の塩漬けと大量のペコリーノチーズのせいか、
その塩味の強さに驚きました。
イタリア人はランチでも、ワインを水のように飲む。
それに合わせるため、料理の塩は濃いめ。
そんな話を聞いたことがありますが、いくらなんでもこれは…。
とはいえ、本場の味を体験できたことに、大きな意味があると思っています。
イタリア人は料理に関してもプライドが高いようで、
最近も、「ベルギーのスーパーで扱っているカルボナーラソースに生クリームが入っていて憤慨」
といったようなニュースを見かけました。
日本で作られるカルボナーラも、その多くは生クリームが用いられています。
もう10年以上前になるでしょうか。
日本政府が「海外の日本料理店を認定制にしよう」と発案した出来事があったと記憶しています。
たしかに海外では、日本人からすると「日本食」と呼べない日本食も多く、
それが誤って広まってしまうことに懸念を抱く気持ちはわかります。
ただ、何をもって正しい日本食とするのか。
そもそも、料理は現地の味と混ざって変化、進化していくもの。
そんな風にも思います。
大事なのは、食べる側が「本物とは何なのか」を意識することであって、
「このカルボナーラ美味しいな。でも本場はもっと塩辛いらしいよ。」
そう想像する力があれば、つまらない規則で縛る必要もないと思います。
そのためにも、色々な経験、体験をして判断力を磨くことは、
とても大切だと思います。
ちなみに、カルボナーラが現在の形になったのは1950年頃と言われています。
そこまで歴史がある料理ではないので、まだまだこれから変化、進化していきそうですよね。


「本場の味を体験できたことに、大きな意味があると思っています。」
この一文に、思わず頷いてしまいました。
味の好み以上に、大切なことだなと感じました。
いつも背景まで丁寧に伝えてくださって、毎回とても勉強になります。
海外に行った時スーパーやフードコートが強い味方って凄く分かります(^-^)
あれこれ食したからこその日本バージョン(日本人の口に合うように変えている等)を楽しむ事もできますね。
食は文化だと思うのでその風土に合わせて変わっていくものだし、本場の味を知っていれば楽しさ倍増するから、現地の味を知れたことはとても貴重な経験ですね、羨ましいです🤗
レシートあればトイレ使えるというのは、ナルホドでした。
海外でのトイレ事情を調べれば調べるほど日本がいかに快適に過ごせているのか分かって感謝です。
帰国した人が成田空港のトイレでホットして日本を実感するというのを聞いた事あります。クララさんもそうでしたか?