このエピソードは今から5年以上前の話になります。
成功体験ではないので、どうしても悪口っぽくなってしまいますが、
この人たちを貶める意図はなくて、
あくまで事実としてお伝えできたらと思います。
バンドメンバーを探していた時期がありました。
私自身、ギターとベースは弾けるし、
ドラムフレーズの知識もあり、
DTM(PCで打ち込んだり、レコーディングしたりすること)も一通りはできます。
つまり、音楽活動していく上ではソロでも問題なくできます。
ですがやはり、
ギターフレーズはギタリストに考えてほしいし、
ベースもドラムもしかり。
「ライブはバンドでやりたいなー」という思いもあり、
バンドメンバーを探していたのです。
何より、1+1+1+1+1が5以上になる運命の出会い、
「Band Magic」に憧れていたんでしょうね。
そんな中、ネットをきっかけに知り合った人たちと、
一度会ってみることに。
待ち合わせをしていて、まずリーダーと思わしき方がやってきました。
第一声「ウチはV系だけど、大丈夫ですか?」
(大丈夫?何が?)
その方はいかにもV系ミュージシャンという格好をされていて、
一方、私はかなりラフな服装だったので、
第一印象で不安になったのかもしれません。
まぁ、顔もイケメンではないですからね、私は。
(こんなことを言うぐらいだから、他のメンバーもさぞV系なんだろうなぁ…)
少し遅れて、次にやってきたのはベースの方でした。
見た目は…ヒッピー…?
少なくとも、V系では絶対ありません。
少し面食らっている間に、ドラムの方がやってきました。
失礼ながら…普通のおじさん…?
私はヒッピーもおじさんも、否定しているわけではありません。
ただ、V系バンドの人が来る、
まして第一声で「ウチはV系ですけど」と言われて構えていたので、
拍子抜けしてしまったのです。
その後、少し話をして、スタジオに入りました。
少し歌った後に、ベースの方から
「歌い方がV系っぽいから、もう少し違うように歌ってみてもらえませんか?」
と言われました。
完全に混乱しました。
「ウチはV系バンドなので」じゃなかったのか…。
当時はまだ私も若かったので、
自分の歌い方を無理に変えるくらいなら、一緒にやる必要はないと思いました。
なので、「違う歌い方はできません」と言いました。
その日が終わり、私から
「採用でも不採用でもいいので、また連絡くださいね」と連絡しました。
返事はありませんでした。
「不確実な他者に期待するより、自分を磨いた方が確実」
そんなマインドがより強くなっていきました。
未だに「Band Magic」を解き放っているバンドは羨ましく思うけど、
自分にはそれに巡り合う力がなかったのだと、ある意味割り切っています。
本当に才能のある人には、自然と才能のある人が集まってくるのかもしれないですね。
ソロは時に、舐められることもあるので、
「お前らが束になってもできないことを、俺はやってやるぜ」
と、自らを奮い立たせながら、
今日もぼっちで戦い続けているのです。
性格的に自分はソロに向いているとも思うし、
ソロだからこそ、遠征やワンマンにも挑戦できます。
(バンドは機材があるから、移動だけでも大変だからねー)
そんなソロミュージシャンが挑む、
ワンマンライブシリーズ
11/4札幌
12/2大阪
12/16仙台
どうぞ、よろしくお願いします。
バンドって結婚みたいですね。するもしないもどちらも良さがある。。みたいな()
私は所帯を持ってるクララさんも独身の今のクララさんも、どちらもそれぞれの魅力があって好きです。
ただ、逃した魚は大きかった、って当時の人達に思わせたいですね(^-^)
どんな形態であっても今、ライブのその瞬間が最高!👍
クララさんは変幻自在のファンタジスタです。ワンマン頑張ってください!楽しみにしてます!