コンボリューションリバーブとは?
先日、自宅からツイキャスライブを行いました。
その裏側の技術的な部分を紹介します。

アーカイブはこちらから(期間限定公開)
https://twitcasting.tv/klara481
これまで何度かツイキャスでライブを行ってきましたが、
iPhoneから放送していたり、
そもそもやり方を理解していなかったため、
ライブハウスやスタジオのスピーカーから出る音を
iPhoneのマイクで集音して放送していました。
これでは当然iPhoneのマイク性能に依存することになるので、
必ずしも優れた音質ではありません。
そこで、Macの中から出力される音を、
そのままツイキャスに流す方法を探りました。
つまり、「音源そのもの」の音です。
※フリープラグイン「BlackHole」と「LadioCast」で解決
(別記事で詳しく書くかも)
しかし、これではライブ感に欠ける音になります。
会場の残響音が含まれないからです。
そこで登場するのが、コンボリューションリバーブ(IRリバーブともいう)
※IRリバーブ=インパルスレスポンスリバーブ
リバーブとは人工的に残響音を加えるエフェクターで、
カラオケのエコーもリバーブの一種です。

これまではリバーブの深さ、長さを調整して
小さな部屋の鳴りや大きなホールの鳴りをシミュレートして来ましたが、
近年登場したのが、
コンボリューションリバーブ
という全く新しい技術です。
これは、会場の「鳴りそのもの」をデータ化しシミュレートする技術で、
有名なホールやライブハウスのデータが数多くシェアされています。
これを使用することで、
あたかも「ホールで演奏しているような音」を演出することができます。
先日のツイキャスライブでは、ホールをシミュレートしたデータを使用しました。
実は、JESTIVALのライブアルバム
「PARADIGM SHIFT」
「PARADIGM CHANGE」
でもコンボリューションリバーブを使用しているので、参考に。
12/16(木)21:00頃~
ツイキャスライブを行います。
https://twitcasting.tv/klara481
ここでもコンボリューションリバーブを使用予定ですので、
そのあたりも注目してもらうと
よりお楽しみいただけるかと思います。
以上、簡単にコンボリューションリバーブの紹介でした。
こんなにクララさんがこだわってくれているのだから、出来れば受け手側もいい音で聴きたいです。あまり詳しくないけど探ってみます。