なぜ今「チェキを遺影に」をリリースするのか?(果てしない音の探求)

2023.05.25

チェキを遺影に

配信リリースいたしました。

https://linkco.re/dQFE94rp

こちらから各配信サイトへ飛べます。

早速チェックしてくれた方、ありがとうございました。

この曲は元々、2016年に作った曲で、

途中、全く歌わなくなった時期もあったけど、

ライブの定番曲として長らく歌ってきました。

そんな、新譜とは言えない曲を、

なぜ今リリースするのでしょうか。

これまで、ライブVer.しかなかったので、

いつかはスタジオレコーディングも出したいなとは思っていたのですが。

ズバリ、音の実験、模索をしています。

完全な新曲となると、

作曲だったり、レコーディングに神経を持っていかれるので、

歌いなれた、アレンジもやり切った曲で、

単純に「音源」としての質だけを追求してみました。

2022年12月にYouTubeでリリックビデオを公開しましたが、

トラック自体はこれが元になっています。

ここからさらに、ギター、ベースの音を調整してみたり

手を加えています。

特に、ボーカルの処理がなかなかしっくりきていなくて、

色々試行錯誤したのが、今回の歌声の処理となっています。

具体的には、ディレイ(やまびこをイメージしてください)というエフェクトの設定を変えています。

より深くしたり、モードを変えてみたり。

全体的に、ギター、ベースは少し奥へ引っ込んで、

歌声もそれに馴染むように、

奥行きが出るように調整してみました。

こういった作業を「ミックス」と呼びますが、

ミックスには正解がありません。

これまでの自分の曲も、自分でミックスしてきましたが、

その時々で好きな音質があったり、

参考にする他のアーティストの音源が変わったりで、

価値観は変わってきます。

現在は、奇を衒わず、

「他と聴き比べて違和感のない音」を目指しています。

ライブや作曲だけでなく、

こういった「裏の作業」も試行錯誤しながら

少しずつレベルアップできるよう頑張ってます。

そんな姿を想像しながら今回の音源を聴いてもらえると嬉しいです。

こんな画面とにらめっこしたり。

なぜ今「チェキを遺影に」をリリースするのか?(果てしない音の探求)」への2件のフィードバック

  1. Megu さんの発言:

    うまく説明できないんですが、私は最初に聴いたイメージで出来上がってしまうので、少し変わるだけで、なんか違う前の方がよかったてなっちゃうんですが、他の曲もそうなんですが、クララさんの曲はそうはならないのが私の中で毎回不思議でなりません。2016年のと聴き比べるとかなり進化してますが、イメージは壊さず細かい部分に拘り進化させるのは、私みたいな性格の人間からすると新曲つくったほうが楽という考えになるので、単に質だけと言っても、それはそれは相当努力し拘り追求しなくちゃ難しいことなんじゃないかと思ったんですが、伝わってますかね?とにかくクララさんは凄い!てことです。これからも進化し続けるクララさんを楽しみにずっと応援してます!無理だけはなさらず、たまには息抜きしてくださいね。

    返信
  2. nami3348 さんの発言:

    クララさんの向上心に脱帽です。

    ついついその場の雰囲気とステージ上のクララさんに「キャー♪♪」っとなってしまいがちでしたが、いかにそれが贅沢な受け止め方であったかと思います。

    精魂込めて作ったものを「そういえば、そんな気がした…」みたいな扱いをして(カラコンのムービーは生クララさん越しにしか見てなかったし💦)申し訳ないと思うと同時に、後から聴き比べる楽しさをくれてありがとうございます!という気持ちです。
    じっくり聴き比べて感動してます(^^♪

    私は自分で勝手に限界を決めてしまうところがあるので、日々努力し、常に進化していくクララさんに刺激をもらいました!
    これからもクララさんの渾身の作品を贅沢に堪能しながら(自らの限界突破をしつつ)楽しんでいきたいと思います。

    返信

Megu へ返信するコメントをキャンセル

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。